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社名三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
Mitsubishi UFJ Morgan Stanley Securities Co., Ltd.
創業1948年3月4日
本店所在地〒100-8127 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
代表者取締役社長 兼 最高経営責任者 荒木 三郎
従業員数5,907名
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券とは

MUFG Wayについて

MUFG Wayは、MUFGグループが経営活動を遂行するにあたっての最も基本的な姿勢であり、全ての活動の指針とするものです。

Purpose(存在意義)
世界が進むチカラになる。

Values(共有すべき価値観)
1. 「信頼・信用」
2. 「プロフェッショナリズムとチームワーク」
3. 「成長と挑戦」

Vision(中期的に目指す姿)
世界に選ばれる、信頼のグローバル金融グループ

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の強み

世界を代表する金融機関 (G-SIFIs) である三菱UFJフィナンシャル・グループ (MUFGグループ) とモルガン・スタンレー。世界有数の規模を誇る双方のネットワークや豊かなノウハウを自在に活用できることが当社の最大の特徴であり強みです。個人のお客さま・法人のお客さまを問わず、あらゆる金融ニーズに対し、多角的な視点と、高いクオリティを兼ね備えたソリューションをご提供しています。

MUFGグループならではの総合力を柔軟に活用

MUFGグループの中核総合証券会社として、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、MUFG Union Bank,N.A.などグループ各社と協働。多様な金融商品やサービスを幅広く網羅するグループの総合力を柔軟に活かし、資産運用はもちろん、資産承継なども含めたさまざまな金融ニーズにワンストップでお応えしています。

モルガン・スタンレーのグローバル・リーチをお客さまのさらなる力に

三菱UFJモルガン・スタンレー証券はMUFGとモルガン・スタンレーとのジョイント・ベンチャーとして2010年5月に発足以来、モルガン・スタンレーの有するグローバル・リーチや卓越した商品サービスを活かした高い提案力を駆使し、投資銀行業務で着実に成果を積み上げています。
同社の世界41ヵ国以上のネットワークを最大限に活用することで、戦略的かつ質の高いアドバイスや資金調達方法を提案し、長期的な事業目標の達成までサポートします。
MUFGとモルガン・スタンレーとのジョイントベンチャーとして三菱UFJモルガン・スタンレー証券とモルガン・スタンレーMUFG証券とは、ビジネス面での連携および協働にとどまらず、社会貢献活動でも協働しています。それにより、相互理解が深まり、両社の結束はより強固になっています。

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コアメッセージ「大切なものを、あなたと。」

「大切なものを、あなたと。」は、質の高いサービスを提供するという私たちの基本的な姿勢を端的に表わしたコアメッセージで、当社から発信する媒体に乗せてお伝えしています。
聴いたとき、声に出してみたとき、心の中で、優しい、豊かな気持ちがわいてきませんか?
「大切なものを、あなたと。」には、人が人と一緒に何かをしていく上で忘れてはならない、欠かせない「大切なもの」が込められています。

証券ビジネスは、人が基本

最先端の金融技術を取り入れながらお客さまのさまざまなニーズに応えていく。
お客さまのニーズを深く理解しそれを具体的なものにしていくのは人、つまり、証券ビジネスは人が基本。
お客さまが三菱UFJモルガン・スタンレー証券とお取引きをしてくださる最も大きな理由は「人への期待」だと考えています。「三菱UFJモルガン・スタンレー証券の社員なら望みをかなえてくれる」と。

スローガンに込めたもの

それは、お客さまのパートナーとして、「将来にわたって『大切なものを』を相談いただけるだけの信頼関係をしっかり構築できる証券会社」でありたいという想いです。
同時に、会社と社員、社員同士もお互いの「大切なものを」を分かち合いたい、という願いも込めています。質の高い商品やサービスをご提供するには、担い手である私たち社員一人ひとりが良い環境・職場で働くよろこびが欠かせません。
そしてもう一つ、人間の基本的権利や倫理、豊かさと共生できる環境、人々が幸せに暮らせる地域社会など、社会の「大切なもの」も共に守り育てていきたい、という意志も込めています。

スローガンを掲げるということは、私たち自身が約束するということ

スローガンをお伝えしていくということは、「絶対に実践していく」という強い気持ちでお客さまと交わす私たちの約束であり、さらに私たち社員同士、そして社会に対して約束するということ。
「大切なものを、あなたと。」
この優しく、それでいて強く、大切なものを込めたスローガンを、これからも高く掲げてまいります。

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法人向けサービス

投資銀行業務

投資銀行本部は、株式および債券の引受、企業の合併・買収や株式の新規公開 (IPO) に関わるアドバイザリー、不動産証券化などの業務において、産業別に蓄積する豊富なノウハウと高い実績をベースに、革新的な金融ソリューションを提供する体制を確立しています。

企業活動のグローバル化を背景にお客様の経営課題は多様化し、投資銀行業務にはクオリティとネットワークの両面でグローバルな対応が求められています。三菱UFJフィナンシャル・グループおよびモルガン・スタンレーの広範なネットワークを最大限に活用して、戦略的かつ質の高いアドバイスや資金調達方法を提案することで、最も信頼いただけるパートナーとして、お客さまの長期的な事業目標の達成をサポートしています。

カバレッジ業務

お客さまの事業戦略や資本戦略における課題解決に向け、産業別の深い知見や豊富なノウハウを持つカバレッジバンカーが、高度なアドバイスやソリューションを提供します。M&Aや資金調達などの専門部署との協働により、お客さまの長期的な企業価値向上をサポートしていきます。

株式引受業務

上場企業に対し、公募増資や売出しをはじめとするエクイティ・ファイナンスによる資金調達手法や調達時期等についてご提案します。また、案件の遂行にあたっては、各種書類作成や事務手続き、投資家ロードショーのアレンジ等を行うことで、お客さまの資本調達戦略をサポートします。さらに、マーケットにおける適正な株価水準の検討や国内外の市場・投資家動向に関する情報をご提供することで、企業と投資家とを繋ぐ役割を果たしています。

債券引受業務

事業法人、財投機関、地方公共団体、海外発行体等に対して、多様な情報を提供して起債を提案するほか、デットIRサポート等、円債による資金調達に関わるソリューションの提供も行っています。また、案件の遂行にあたっては、国内外の市場動向や発行体の信用力に関する情報等に基づき、発行体と投資家の双方が納得する適正な発行条件を常に追求します。国内におけるトップクラスの主幹事実績と豊富なディール経験とを背景に、圧倒的なマーケットプレゼンスを築いています。
また、直近では、環境や社会との共生、経済・企業との安定的な成長共有の観点から、世界的にESG投資が盛り上がりを見せる中、グリーンボンドやソーシャルボンドの引受も積極的に手掛け、国内債券市場の発展と共に本業を通じた社会的課題の解決に貢献しています。

M&Aアドバイザリー業務

国内外を問わず、様々なM&A (企業の合併・買収、売却、経営統合、MBO、事業再編) のアドバイスを通じて、優れたエグゼキューション・サービスを提供しています。豊富な経験に基づく高度なノウハウ、グローバルなネットワークを駆使した総合的なアプローチで、日本を代表するリーディングカンパニーによる業界再編や海外市場獲得型の大型クロスボーダー案件等を数多く手がけ、日本企業関連のリーグテーブルでトップクラスの実績を残しています。

新規公開 (IPO) アドバイザリー業務

上場を目指す企業に対し、上場会社として相応しい組織的経営の導入、内部管理体制や適時開示体制等の整備に関するアドバイスを提供するほか、証券会社や取引所が実施する上場審査、上場前・上場時の資本政策をサポートしています。また、上場時ファイナンスを成功裡に導くため会社経営陣を全面的に支援する等、株式上場の入口から出口まで一気通貫で対応しています。

不動産証券化・ファイナンス業務

不動産の証券化、私募ファンドの組成、REIT (不動産投資信託) の組成・引受等の不動産証券化関連業務を幅広く手がけ、上場・非上場問わず様々な業種の企業に対して、不動産を活用した資金調達のアドバイスを提供しています。

市場商品業務

市場商品部門では、債券などのフィクストインカム、エクイティ、ソリューションといった商品やサービスを、機関投資家や法人・個人のお客さまに向けて幅広く提供しています。お客さまのさまざまなニーズに迅速にお応えすることで、セカンダリー・マーケット(流通市場)のメインプレーヤーとして、多くのお客さまの支持を得ています。
今後も、三菱UFJフィナンシャル・グループの中核証券会社として、モルガン・スタンレーとも連携しながら、最高品質の商品やサービスを提供していきます。また当社の強みである銀証間のリレーションを活かしたビジネスモデルを展開していきます。

フィクストインカム・セカンダリー業務

フィクストインカム・セカンダリー業務では、国債・地方債・社債・外国債券・仕組債・ストラクチャードクレジット商品からデリバティブ(金利系・クレジット系・エキゾチック)まで、幅広い商品を取り扱います。
トレーディング業務では、商品供給や取引執行を通じて高い技術力を発揮し、大手機関投資家から地方金融機関、海外投資家、全国の法人・富裕層まで、多岐にわたるお客さまのニーズに応えています。
当社は、多様な商品や幅広い顧客基盤を背景に、国内債券市場においてトップクラスの地位を確立しています。特に日本国債の落札(下表)において高いプレゼンスを発揮し、国債発行市場の円滑化にも貢献しています。市場への強いコミットメントをもとに投資家の当社への信頼獲得に努めています。

エクイティ・セカンダリー業務

エクイティ・セカンダリー業務で取り扱う商品・サービスは、国内株式をはじめ外国株式・CB・株券貸借取引・個別株オプション取引・バスケット取引・VWAP取引など多岐にわたります。
業界屈指の分析力を誇るリサーチ部門との連携や、各種アルゴリズム開発などを通した優れた執行力により、一層高度化・多様化する機関投資家のニーズに応えています。
リサーチセールスはアナリストから発信される最新で付加価値の高い情報を投資家にタイムリーかつ的確に伝え、セールストレーダーは、ポジション管理をしながら市場に向き合う執行トレーダーと連携し、投資家へ最適なサービスを提供しています。また、事業法人の資金調達戦略の立案・実施において重要なIR活動についても、発行市場と投資家の架け橋となるよう積極的に取り組んでいます。
外国株式については、個人のお客さまのニーズがますます高まっており、取扱銘柄の拡充を進めています。
また、エクイティ・ソリューション業務は、お客さまのバランスシートに関する個別ニーズに対して、株式を利用した最適なソリューションを提供しています。

ソリューション業務

ソリューション業務では、事業法人や金融機関のお客さまのフィクストインカム関連のニーズに対して、市場や投資家の動向を踏まえてカスタマイズした高度な資金運用・調達手段などを提供しています。特にストラクチャード・ファイナンスの知見・経験を活かして、さまざまな金融商品を設計し、投資家との仲介を手がけることで、お客さまのニーズに応えています。

個人向け商品・サービス

商品

投資信託
投資信託ランキング
外貨建MMF
インターネットトレード専用ファンド

株式
外国株式投資
ETF
ETN
REIT

債券
新発債券
個人向け国債
既発円貨建債券
既発外貨建債券

ラップサービス
GRAN GOAL
Mirai Value

ネット信用取引
信用取引の魅力
ネット信用取引口座の開設
自動売買とは

年金・保険
定額年金保険
一時払終身保険
投資型年金保険

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サービス

<主なサービス>

お取引口座
証券総合口座
特定口座
NISA口座
口座閉鎖
分別管理

入出金
ご入金
ご出金
自動振替サービス「マネフリ」

各種お手続き
登録内容変更
オンライントレード・テレフォントレード
証券カード
商品
ご本人確認事項
諸手続きに係る手数料

お取引きに係わる手数料
国内株式等売買手数料
外国株式売買委託手数料
投資信託 購入時手数料
先物・オプション取引手数料
為替スプレッド
ネット信用取引口座の株式委託手数料

主な定形郵送物
口座開設に伴いお送りするご案内
お取引後にお送りする主なご案内
定期的にお送りする主なご案内

各種サービス
トータルリターンのご案内
電子交付サービス
メール情報サービス
RSSのご案内

<相続関連サポート>

相続のお手続き
相続手続の流れ
個別手続の詳細
関連情報
相続関連帳票
法定相続人早見表

相続・資産承継に関するサービス
アセットマネージャーのご案内
投資信託 トータルリターン 追加送付サービスのご案内
知っておきたい相続の基本
MUFGのサポート体制

事業承継のはじめ方

<制度・税制について>

各種制度
マイナンバー
「実特法」に伴う届出書のご提出について
電子決済等代行業について

証券税制
証券税制トピックス
投資信託等の二重課税調整
課税の方法
株式
投資信託
債券

金融商品取引法
横断化
柔軟化
公正透明化
厳格化

犯罪収益移転防止法
お取引時の確認について(個人のお客さま)
お取引時の確認について(法人のお客さま)

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ウエルスマネジメントとESG投資

ウエルスマネジメント

ワールドクラスのサービスを提供し、お客さまの真のパートナーになる。

拡大を続ける日本の富裕層。サービスは届いているか?

過去10年、日本の富裕層は大きく拡大した。リーマンショックの影響による一時的な減少はあったものの、その後はアベノミクスなどを追い風に一貫して拡大を続けている。さまざまなデータが紹介されているが、例えばフランスの大手コンサルティング会社Capgeminiの調査によれば、100万米ドル(約1億300万円)以上の、住居を除く投資可能資産を保有する個人の数を見ると、2009年に165万人であったものが、2019年には315万人へと倍増した。アメリカの532万人には及ばないが、ドイツ135万人、中国119万人、フランス63.5万人、イギリス55.6万人に比べて圧倒的に多いことが分かる。※ 315万人が約1億円を投資可能資産といて保有しているということは総額にして約320兆円。これが経済の血液として有効に投下されていけば、日本の成長や豊かな社会づくりに大きなインパクトをもつものになるはずだ。

ところが、日本の富裕層における担当ファイナンシャルアドバイザー(FA)やその所属企業に対する満足度は一般に低い。実際、同じCapgeminiの担当FA満足度調査では、グローバル80%、アジア(除日本)86%、ヨーロッパ78%、北米88%に対して、日本の富裕層においては57%にすぎない。半数近くの人が満足していないという現状があるのだ(出典同上)。富裕層のサポート体制をいかに確立するか。それが金融界の、ひいては日本社会の大きなテーマであり、常に富裕層ビジネスの先頭を走ってきた三菱UFJモルガン・スタンレー証券が果たさなければならない大きな任務になっている。

MUFG中核証券としてウェルスマネジメントにさらに注力

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、一方ではMUFGグループとしての総合力と大きな顧客基盤、他方ではモルガン・スタンレー証券のグローバルな情報と知見を武器にしながら、富裕層に対する多彩なサービスを実現してきた。その実績を踏まえ、さらにワールドクラスの富裕層サービスを実現するため、今、組織の拡充や人材の強化・育成に大きく踏み出したところだ。

2020年8月の三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券との合併(存続会社は三菱UFJモルガン・スタンレー証券)も、その大きな一歩だった。旧PB証券は、過去8年間連続で英国ユーロマネー誌において、日本のベスト・プライベート・バンクとして表彰されている。その優れた人材とノウハウを吸収し、新たに約600人の規模でウェルスマネジメント本部を設置。体制を大きく強化した。

さらに従来の業務の中心であった、ポートフォリオの見直しによる運用の効率化・高度化に加え、運用資産の外にある金融資産である保険や不動産、自社株の活用、さらには事業承継などについてソリューションの提供を積極的に進めるほか、社会貢献活動や慈善事業など、リタイヤ後の人生設計に関するアドバイスやサポートも積極的に提供していくことにしている。もちろんそのためには、金融商品の運用アドバイスにとどまらず、人間的にも信頼され豊富な知識と優れた人格を備えた総合的なウェルスマネージャーであることが求められる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、組織の拡大強化と同時に、従来の売買手数料から預かり資産残高に応じた報酬体系への転換や長期の担当制などの採用、デジタルツールの積極的な導入による業務の高度化・効率化も進めながら、ウェルスマネジメントビジネスを事業の大きな柱に育てていこうとしている。

ESG投資

環境社会課題の解決に挑む企業と応援したい投資家をつなぎ、持続可能な社会の実現に貢献する。

急速に拡大するESG投資。世界が動き始めている

始まりは2006年だった。この年、国連のサポートによりPRI(PRI:Principles for Responsible Investment)と呼ぶ6項目の責任投資原則(別掲)が発足。環境問題(Environment)や社会問題(Social)、企業統治(Governance)の要因を投資の意思決定に組み込むこと求めた。それぞれの頭文字を取ったESGという言葉が生まれたのもこの時だ。2007年は、PRIの賛同署名機関は185を数えるだけだったが年を追って増加。2015年のパリ協定やSDGsの採択も後押しになって、2020年には3,516機関へと急速に拡大した(11月末現在)。

この流れと並行して、資金使途を環境社会課題の解決に限定したESG債(グリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンド※)の発行も増えていった。2009年に10億1,900万ドルだった発行規模は、2019 年には2,741億9,800万ドルへと劇的に拡大している。持続可能(サステナブル)な社会の実現に向け、政府、国際機関および企業はESG投資を一気に加速させていった。他方投資家は、ESGの観点にそぐわない企業および資金使途への投資を回避するDivestmentを拡大すると同時に環境社会課題の解決に臨む企業を支援することを通じて持続可能な社会の実現に貢献するというアクティブな投資行動を強めていった。

<PRI 6つの原則>1.私たちは投資分析と意思決定のプロセスにESG課題を組み込みます。
2.私たちは活動的な所有者となり、所有方針と所有習慣にESG問題を組入れます。
3.私たちは、投資対象の企業に対してESG課題についての適切な開示を求めます。
4.私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるよう働きかけを行います。
5.私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために、協働します。
6.私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します。
出所:国連責任投資原則

日本のESG投資を牽引するMUMSS

欧米を中心としたESG投資への積極的な取り組みから、日本はやや立ち遅れた。しかし、海外の投資家から日本企業への問い合わせが増え、また2015年にGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がPRIに署名したことがきっかけとなって、ESG投資への関心は高まった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、発行体の環境社会課題に関連する事業の資金調達の支援と投資家へのESG投資の機会提供が、持続可能な企業価値の向上に資する市場の育成に寄与すると考え、ESG投資活性化への取り組みを強化した。

MUMSSはMUFGとモルガン・スタンレーとのジョイントベンチャーである強みを活かし、先行する欧米市場に関する情報や知見を蓄えるとともに、MUFGのESG債発行体としてのノウハウを活かし、グリーンボンドなどの組成・引受を積極的に進めた。2017年に、東京都が国内自治体として初めて発行するグリーンボンド(100 億円)を事務主幹事として引き受けたほか、多くの企業等による国内初、世界初となる案件の実現をサポートした。現在、引き受け実績、グリーンボンド・ストラクチャリング・エージェント(グリーンボンドの発行支援者)の就任件数共に国内トップクラスの実績を誇っている。ジャパングリーンボンド・アワード ジャパン・グリーンコントリビューター部門 環境大臣賞(2019)、東京金融賞(2019)、ESGファイナンス・ アワード・ジャパン 環境大臣賞銀賞(2020)などESG関連での授賞も多数に上り、MUMSSは国内ESG債マーケットのパイオニアとしてESG投資の拡大を牽引し続けている。

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