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92歳のジョージ・ソロス氏は財団トップの座を息子に譲った=ロイター
【シリコンバレー=山田遼太郎】米著名投資家のジョージ・ソロス氏が一族の資産を扱う財団トップを息子のアレクサンダー・ソロス氏に譲ったことが明らかになった。ジョージ氏は92歳で、250億ドル(約3兆5000億円)にも上るとされる資産の管理を息子に任せる。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が11日公開したインタビューで、アレクサンダー氏らが明かした。同氏は2022年12月に、ソロス家が保有する慈善団体「オープン・ソサエティー財団」の会長に就任したという。
アレクサンダー氏はインタビューで「私は(父のジョージ氏に比べ)より政治的だ」と述べ、24年の米大統領選での民主党候補の支援や、国内外でのリベラル系団体の活動支援などに大きな資金を投じることを示唆した。同財団は世界で年間15億ドルを民主主義団体の支援などに提供しているという。
ジョージ氏は1970年代からヘッジファンド・マネジャーの先駆けとして成功を収めた。92年には英イングランド銀行にポンド売りを仕掛けて大きく勝ったことで知られる。顧客の資産運用を終えた後はファミリーオフィスのかたちで自身の資産を運用し、慈善活動や政治活動の支援に力を入れてきた。
(日本経済新聞)