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ヤフー元社長の小沢氏、100億円のVCファンドブーストキャピタル設立 2024/04/22

ヤフー(現LINEヤフー)元社長の小沢隆生氏らが新たなベンチャーキャピタル(VC)、ブーストキャピタル(東京・港)を立ち上げた。LINEヤフーなど複数の上場企業から約100億円を調達し、このほど1号ファンドの運用を始めた。IT(情報技術)関連の国内スタートアップに投資し、M&A(合併・買収)も手掛ける。

ほかにビジョナル、マネーフォワード、人工知能(AI)開発のPKSHA Technology、日本テレビ子会社で動画配信技術のPLAY、独立系VCのグロービス・キャピタル・パートナーズも出資した。今後追加出資を募り、2025年3月をめどに150億〜200億円規模に引き上げる予定だ。

運用期間は10年を基本とし、資金の4分の3を通常のVC投資に振り向ける。創業期の「シード」から事業拡大期の「レイター」を対象に、1社あたり5000万〜10億円を投じる。電子商取引(EC)、ヘルスケア、フィンテック、SaaS(サース)などIT関連のサービスを発掘する。

残り4分の1はM&Aに使う。ファンドに出資する事業会社が関心を持つスタートアップを共同で買収したり、新興企業同士の統合を促したりする。小沢代表は「ヤフーでのM&A経験を生かして、スタートアップの投資回収の手段を広げたい」と語る。

ブーストキャピタルは24年1月の設立。LINEヤフー傘下のVC、Z Venture Capital前代表の堀新一郎氏、アジア系投資ファンドのMBKパートナーズ出身の高橋健太氏が取締役に就いた。

(日本経済新聞)

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