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米モルガン・スタンレー、次期CEOにピック氏 2023/10/26

モルガン・スタンレー次期CEOに指名されたテッド・ピック氏

【ニューヨーク=三島大地】米金融大手モルガン・スタンレーは25日、次期最高経営責任者(CEO)にテッド・ピック共同社長(54)を充てる人事を発表した。ジェームス・ゴーマン会長兼CEO(65)は会長にとどまる。ゴーマン氏のもと、モルガン・スタンレーは伝統的な投資銀行だけでなく富裕層向けビジネスの強化も進めてきた。新CEOのもとでも成長軌道を維持できるかが問われることになる。

人事は2024年1月1日付。ピック氏は取締役にも就任する見通し。

ピック氏は1990年にモルガン・スタンレーに入社。主力の投資銀行や市場部門で経験を積み、株式資本市場部長やセールス・トレーディング部門のグローバル・ヘッドを歴任した。直近では共同社長を務め、法人・機関投資家向け証券業務を統括する。

ピック氏は25日、「ジェームス(・ゴーマン氏)の卓越した指導力のもと、市場の変動を乗り越え、成功するための態勢が整った。将来の更なる成長のチャンスにわくわくしている」とコメントした。

ゴーマン氏は米マッキンゼー・アンド・カンパニーや米メリルリンチを経て、06年にモルガン・スタンレー入社。10年にCEOに就任した。景気や市況に左右されにくい収益基盤を目指し、買収などを通じて富裕層・資産運用ビジネスを拡充してきた。モルガン・スタンレーを時価総額でライバルのゴールドマン・サックスを上回る規模にまで育てた。

ゴーマン氏は23年5月の株主総会で12カ月以内に退任する意向を示していた。ゴーマン氏はピック氏について「経験豊富で複雑なリスクを理解し、世界中で非常に効果的に働いている。傑出した経営者でありリーダーだ」とコメントした。

(日本経済新聞)

モルガンSが次期CEOにピック氏指名、ゴーマン氏は執行会長に 2023/10/26

米モルガン・スタンレー(MS.N)は25日、次期最高経営責任者(CEO)にテッド・ピック共同社長(54)を指名した。長らく経営のかじ取りをしてきたジェームズ・ゴーマン氏の後を継ぎ、来年1月1日に就任する。

ピック氏は投資銀行業務と富裕層向け業務に引き続き重点を置くと表明した。

「われわれには2つの素晴らしいビジネスがあり、戦略は変わらない」とインタビューで語った。

ピック氏は1990年にモルガン・スタンレーに入り、2002年にマネジングディレクターに昇格。現在は機関投資家向け証券事業を統括しており、投資銀行やトレーディング分野の経験が長い。

ザックス・インベストメント・マネジメントの顧客ポートフォリオマネジャー、ブライアン・マルベリー氏は「今後数年は合併・買収(M&A)の高い伸びが見込まれている。この分野はピック氏の能力の中核で、望ましい人事と考える」と語った。

今年5月、CEOを1年以内に退任する意向を示していたゴーマン氏は、兼任していた執行会長にはとどまる。

(日本経済新聞)

モルガン・スタンレー、ゴーマンCEOが来年1月退任…MUFGとの関係強化に尽力 2023/10/26

 【ニューヨーク=小林泰裕】
米金融大手モルガン・スタンレーは25日、ジェームス・ゴーマン最高経営責任者(CEO)が来年1月1日付でCEOを退任すると発表した。ゴーマン氏は2010年から約14年間CEOを務め、筆頭株主である三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)との関係強化に尽力したことで知られる。

ゴーマン氏は65歳。CEO退任後は現在兼務している会長職にとどまる。ゴーマン氏はCEO就任後、富裕層向けビジネスを強化し、モルスタの時価総額を約3倍に増加させた。「今こそ身を引く時が来た」とのコメントを発表した。投資銀行部門幹部のエドワード・ピック氏が新たなCEOに就任する。

 08年に発生したリーマン・ショックで経営危機に陥ったモルスタに対し、MUFGは90億ドル(約1・3兆円)を出資して救済した。現在、MUFGはモルスタに約23%を出資する筆頭株主となっている。

(日本経済新聞)

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