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ゴールドマン・サックス系の運用会社がアーク追撃をもくろむ
米運用大手ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントが世界の新興ハイテク株を軸に運用する上場投資信託(ETF)を立ち上げた。この分野は新興のアーク・インベストメント・マネジメントの旗艦ファンドが席巻してきただけに、ウォール街の「巨人」の追撃が話題を呼んだ。
新ファンドは「ゴールドマン・サックス・フューチャー・テック・リーダーズ・エクイティETF」。同社のケイティ・コッホ氏は「多くの投資家は米国の成熟した大型ハイテク企業に過剰な投資をしている」と語り、地域と規模の両面からハイテク投資の新機軸を打ち出す意欲をみせた。
組み入れ上位の銘柄をみると、アルゼンチン発のネット通販大手メルカドリブレや中国ソフトウエア大手の金蝶国際軟件集団など多彩な顔ぶれがうかがえる。現時点ではアークの集中投資が目立ったテスラは上位に顔を出していない。銘柄開拓の点でアークに対抗する意図も見え隠れする。
日本株も組み入れているが、HOYAや東京エレクトロンなど代表的な老舗ハイテク株が並び新興企業のイメージとはややずれる。
ゴールドマン自身もこのETFに投資するという気合いの入れ方。陰りのみえるハイテク株ブームに再び火をつけるのか、思ったほど資金が集まらずにブームの変調を印象づけるのか。
(日本経済新聞)